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さて、それにしても今年の梅雨は雨が少ない事で。叔父さん曰く、”梅雨の中休みだから、まだこれから降るよ”という話。一度目が大雨、二度目が風雪、三度目は晴天春風の中での窯焚き。7月は2日に火入れを予定しておりますが、去年の7月というと、土本商店さんからレンガが到着して、いざ築窯に取り掛からんという頃。はてまぁ、1年後の姿など考える暇も無く、目の前に在る窯の事、設計の事、レンガの事、土の事などなど、逆境に押し潰されまいと云わんばかりに、とにかく必死になっていた事を思い出します。長い様で1年程度。まだまだこれから。
第4回の焼成。残している仕事としては、ロクロの最終便として、前回も使った第3の土を使った小物を数点。あと、窯の掃除。で、28日から窯詰め。28日の夜はちょっと瀬戸まで。9月のセトモノ祭りに同期で出店するのですが、その打合せ。予定からすると、とんぼ帰りかな。翌の29、30日で窯を詰めてしまって、1日の前日に最終の窯を閉じ、休養がてら食材の買い込み。2日の早朝から焼成。そんな予定です。
今回の窯。焼成の基本方針は、固定化。前回の焼成手法を完全に掌中に収める事。これまでは窯焚きの度に得るもの多く、膨大なメモなども取っていたもの。前回は練り上げた焼成方法に、臨機応変の工夫を加えた焼成。土は多少、前回より鉄分多し。焼成方法を自家薬籠中のものとして、同じ焼成方針でどの程度、左右に振れ幅があるのか、という所を確認するもの。今回は大物があり、品物では茶碗の比率が相当数に高い。その辺りに拠る窯詰め変化も追うし、多少、窯詰めの変更も行う。正直、どれがどの程度の影響を及ぼすのか。細かい所までは把握出来る性質のものでは無いのだが、傾向程度は感触を得ておくべきもの。まだまだ1年。どんな焼成方法をやっても、得るところは非常に多い。
又、今回の焼成後、灯油バーナーを使った小窯の焼成にも手を出していく。そうなると当然、釉薬や市販土の研究にも手を出していく必要がある。長いような1年で、得てきたものは多いと感じる。それでも、振り返ってみて、そして先々を見てみれば、まだまだ知らぬ事がいくらでも拡がっている世界。進めば進んだだけ、世界はむしろ拡がって行っていると感じる現在の状況。技術・造形・思想。それぞれに研鑽を積み重ねていく事。 テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2008/06/26(木) 00:33:57|
- 修行録・思想(基本)
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