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2015作品 他いろいろ その1

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さて、パソコンが完全に故障。現在は修理へ出しています。異常によって一部機器に過剰な負荷が掛かっていたせいでしょう。なんとか回復を試みたのですが、その過程で通常3~6年は持つ部品が1年半程で壊れてしまいました。十数万からの品物ともなれば相当な高級品。陶磁器なら上桐の箱に入っているクラス。便利な半面、”モノ”としては脆弱ですね。海外と競争する中で海外の価値観も入ってくる。理由は分るんですけどね・・・。

とりあえず先代のパソコンを強引に使って接続をしています。とはいえこれも危機的な状態になって買い替えたものですから、動いただけでもビックリ。いつまで持つかといえば保証はなく、キーボードの反応も悪いので文章も打ちにくい。なのでとりあえず一挙更新という辺りにて。まぁ1週間もすれば修理も終わると思います。車の修理は長引きそうですが・・・


まずは遅くなりましたが今年正月に窯出しをした作品。一ヶ月程して色合いが落ち着いて来た頃。
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蹲壺、檜垣紋水指、鐘形水指。
古作の写しでは無い作品。自分の作為の表出程度を確認する辺りでしょうか。

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芋頭写し、唐狗耳写し、寿老人写し
古作の最大の凄味は、高度な技術を用いつつも、主張し過ぎない控えめな雰囲気を持つ点。
そういった辺りを汲み出してこその写し。技術でどうにかなるものではない古作の凄味。

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耳付写し、瓢写し、生爪写し
どの作品も「尖った感触」が減り、控えめな雰囲気が増しています。花を主役にする花入。

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昨年の最佳作。焼成としての凄味は昨年の作品の方が優れているのですが、
雰囲気としては少しく進歩が見られるかと感じています。

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ここ数年は豪快な織部風より、装飾の少ない利休好みの奥深さに惹かれています。先日は楽志庵での25周年記念茶会にて。濃茶席にて大いに感動を味わっていたところ、更には濃茶の点前をもさせて頂きました。江戸初期は翠巌宗珉老師の御軸を前にして、備前水指に大燈金襴仕覆の瀬戸茶入、そしてノンコウ黒楽。少庵の帰京に由来する堂々たる釜にタップリの湯が湧いて、茶杓は杉木普斎。

宗道師は稽古1つにしても。「本当の稽古は本物の道具を使って行うものだった」とのことにて、1つ1つの道具を大切に扱えてこそ濃茶点前の稽古が出来るとの骨子。炭点前1つにしても台子に付属して行台子以上の者が稽古するものであったと聞き及ぶ次第にて。濃茶点前1つの難しさ、本当の緊張感。

25周年記念。ホテル開業の折から続く楽志庵の茶会。本物の茶を味わえる場として、同時に一門を実践の中で磨いていくための場として今日まで営々と続いて来たものだとか。実際、私も点前の緊張感、準備から後片付け。あらゆる実践を学ばせて頂いて、茶道の面白さや奥深さを味わいながら、ここでの経験が多くの基礎になっています。初個展もこちらでさせて頂きましたか。定例とはいえ、時には続き薄茶、来客によっての千変万化、菓子による変化、本当に色々と形を変えて。文字通り実践から学ばせて頂く場所でした。そういった中から茶道の修養を、また陶磁器に映しこんで。

今年は年6回から少し減らして3回の予定。それだけに一層、宗道先生の熱意を感じるものでした。
次回は5月。今から本当に楽しみです。

(近況日記は別記事で。)



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論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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