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飴釉を作ってみた

さて、山里はすっかりと秋模様にて、気温も随分と低くなりました。動物などは日頃から屋外を走り回っていますから、なかなかに敏感ですね。昨日はイノシシと遭遇したり。秋の到来と共に感じる冬の気配。それ1つ秋の空気というものなのでしょうか。

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さて。前記事は月曜日の朝に書いたかと。

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ガス窯を焼いて、その足で明月舎へ。早朝より気持ち良いほど晴れ晴れとしていたせいでしょうか。参席される方々も早朝からのお越しであったようで、8時半過ぎに到着して第4席の席入り。溢れかえる程の客数でしたが、応じて早くから茶会も開かれたようで、滞りなく一服を頂戴した次第。いつにも増しての人気には淡交への連載もあるようで、そんな話も聞こえてきたり。いやしかし。いつもながらですが、明月舎の水屋方が務まるだけの水屋を複数組も育ててこられている師匠の育成力というのは本当にすごいもの。

道具は参席された方の楽しみもありましょうから記載せぬとして。天下第一級の棗を用いる際の道具組。これだけでも必見のものでしょうか。狸の水指も勿論に目を引くのですが、決してそれが主役というような席にはならず、浮足立つような素振りもなく。提示されたものを学ぶと同時に。かような組み合わせを自分で考えるとなれば、まず絶対に不可能ですね・・・。見えていない奥深さも多々あろうかというもの。薄茶1服の席といえば席ですが、これほどに勉強になる席はまずないでしょうね・・・。次の稽古の時にはさてこそ噂になりましょう。

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ええっと。仕事の話。結局試験焼成は失敗。釉薬の調整がうまく出来ておらず、素焼きを省略したことによる弊害も。また温度の具合も妙だったのですが、どうやらバーナーの調子も悪かった様で、諸々に弊害が重なる形になってしまって、さてこそ困ったものでした。

で、時間が無いので、3日連続での焼成へ。

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番外的な結果。今回は飴釉の調合にて、自分で調合を試してみたのですが、今一つ思い通りにならず。原因不明瞭にて速攻の解決が必要ということもあり、困った時の師匠ではありませんが、水野師に相談。なにせ鉄釉のプロですからね。どうも鉄の含有率を間違えていた様で、改めて調合比率を相談して、飴釉を再調合。釉薬の濃度調整を含めて2日連続での焼成へという流れでありました。なんとか飴釉も形になったようでホッとしつつ。まぁ正直なところ釉薬は白化粧・灰釉・鉄釉・トルコ青くらいしか調合してないので。場数がちょっと足りないんですよね。あとは中途半端な試験調合をやってみたくらい。買った釉薬を使っている作家よりはマシですが、薪窯主体による弊害です。

えっと写真。左は飴釉を薄掛けしたもので飴釉ではなく、鉄×木灰で黄瀬戸系の風合いになっています。白化粧の上から掛けているので少し変わった風合いでしょうか。右は眠らせたままだった釉薬を掛けてみての試験。窯に詰めるものがなかったので適当に入れてみたもの。長い間放っておいた灰釉ですが、調合した時はうまく焼けなかったんですけどね・・・。 灰はもちろん自分の薪窯から産出しているもので、調合の主成分になっています。

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で、肝心の飴釉。ちょっと乳濁しているのですが、まずまずいいでしょう。朝鮮唐津のように上から藁灰を二重掛けしたものではありません。珪酸がどうこうと、まぁ、化学的な話をすると馬脚が出そうなのでやめておきましょう。右写真の上と右が別調合の鉄釉。鉄の含有率が高過ぎたせいで、飴釉というより天目系の鉄釉になっています。2度目に焼いた方は、少し禾目調に変化しているので焼成面を追求しても面白そうです。目的とは外れたものの、面白そうな釉ですので、多めに釉薬調合してみてもいいかもしれません。

近々に瀬戸へ行く予定。水野先生のところへ行ってきます。
師匠の天目にも進展があったとか。

ともあれ明日は稽古なので今日はもう寝ましょうか。でわでわ。

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論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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