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春の陽気に

昨日は朝から御茶会へと出掛けて、その記事を書こうと思ったのですが、御軸の字句がちょっと思い出せず・・と思っている間に1日が経ってしまいました。おかしいなぁ。

日頃から稽古も御一緒にて、よくよく御存知の方の、初めての茶会ということで。一門の稽古場を借りての気軽な茶会ではありますが、ともあれ知らぬ方々の茶会ではなく、同じ社中の方々の茶会という場が年に4回行われています。ちょっと去年は、何故か別の用事や青年部行事と重なるなど残念ながら欠席が多かったのですが、久しぶりに参会ということで、朝一番の席へと行ってきました。

茶会の次第にては、待合は瓢箪の画に盃の飾り付け。御席は入るなり目に入るのが、徒然棚に赤絵の水指。少し経年透過した漆の赤味、それに赤絵。どちらも落ち着いた赤の組み合わせ。派手ではないが、春を感じさせる組み合わせが綺麗で、「おお!」と思いながらに。水指は後の亭主の御説明によれば犬山赤絵。犬山城下で焼かれたものにて、古い犬山赤絵には素晴らしいものがありますね。棗は古い西洋カルタを蒔絵というか・・・截金?でしょうか。こちらも絵柄の多さの割に全体落ち着いた雰囲気に仕上げられたもので、大宗匠の花押も。

御軸は「和気似春風」。表装は壺々でしたか。右の細瓢箪形の花入には桃花。「桃花似春風」という言葉もありましたか。香合は貝合わせ。丁度1週間に渡って春を感じる陽気。その日も朝から暖かく、晴れ間の見えてくる天気の中でしたか。ともすれば華やかが過ぎてしまいそうな雛祭りの茶会かと思うのですが、どれも色彩が派手すぎず。何というか、宗道先生の取り合わせの気風を感じるような道具ばかりでした。

茶碗は黒楽。少し飴釉に近い辺りの焼き上がり。次碗が安南だったかな。茶杓は銘「雛鶴」にて、白黒の浸み竹を細く小振りな削り上げて、折溜めが鋭角に曲がったもの。他の道具は・・・火入が中村道年さんでしたか。名古屋の御出身の方。どの道具も丁寧に集められたものというか、ブランド名や定型的な著名作家に頼らない選び方がされていて、それ1つだけでも非常に楽しい茶会でありました。

そうそう。もう1つ思い出せないのが・・・御菓子。外観は覚えているんですが何という形だったのかが思い出せません。菓子蜂が御本に色絵を施したもの、次鉢が青磁の写しだったのは覚えているのですが・・・。まぁ記憶力が悪いのでこれくらいです。

日頃のコトもあり、御亭主の御人柄が分かっている。そういった場合、どんなお道具が出てくるのか。そんな点も非常に楽しみになりますね。また薄茶一服のところを二服頂戴して。厳しい冬も終わりかな、と思いながら、天気予報を見るとまたぞろ雪が降るとか。先日の茶会の軸「梅雪袖春」ですか。もうちょっとで気候的にも春になりますね。


A91_I1.jpg 
徒然棚
(ウッカリとしたことにカメラを懐に入れ忘れていたのでGoogleからの引用)


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論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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