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芽吹きの季節。

ちょっと画像がなくて申し訳ないのですが、色々な場所で新しい芽、文字通りの新緑が嬉しい季節でしょうか。ここ数日は薪の調達から、茶花用の花壇整理、地元夏祭りの企画会議などもあり、また食器類のためのデザイン調査などなど色々と動いていました。夏前の薪窯焼成を、さてやったものかどうか悩んでいます。

そうそう。食器類ですが。現状不安定な収入を建て直すためにも、少しマシなもの?を模索してみようかと思っています。久しぶりに作家市などで色々見てみましたが、やはり食器を中心にしている方は何かしらの技法で個性を出そうとして苦心したり、無用な装飾を加えたり、そんな側面を感じました。むしろ新しいものをそれほど多くせずに作っている方の方が安定的な人気を呼んでいた様にも思います。

同時に。昨今、というかここ2~3年の話ですが、明らかに世間の売れ筋が変わってきているように感じます。売れ筋の変化というより、食器の購買層かな。若い人が購入するようになってきました。しかし伴って、従来的な職人ロクロの巧い品々というものが売上的に苦労する様にもなり。腕の安定した感心するような品々というものが、なかなか現代の購買層には評価されない。個人の感覚で、「自分が好いと思ったモノが芸術!」みたいな教育を経て育ってきた、我々の様な世代でしょうか。ロクロがどうとか、伝統がどうとか、そんなものは放り出して評価する方々は、もちろん従来から大半の購買層はそういったものであるわけですが、その傾向がより一層に顕著な気がします。(※一般食器の話です。茶道具じゃないです。)

もちろん私は伝統の深淵を求めて勉学を続ける者であるわけですが。最近はあまり技術的な面をコトサラに説明したりすることを止めて、逆にどういった視点で見ているのかなぁ、というコトを観察というか、勉強させて頂いています。相手の考え方を知らないことには、やはり諸々の説明も空転する事が多くなりますね。今はとにかく「かわいい」ものが好まれる様で、ブランド嗜好の強い方には「今風のデザイン」の評価が高い。(※くどいですが一般食器の話です。)

ちなみにですが。作風という視点で作家さんを見てみるのは面白いです。この人は我が道を行くタイプだなぁ、とか。この人は芸術家に見られたいんだな、とか。この人は売れ筋追及に余念が無いな、とか、純粋に作り込んでいるなぁ、とか。作家市などは展示の具合もあるので、作品まで併せて見るとなかなかによく分かって面白かったりします。

おっと。何だか色々脱線気味ですが。


ちょっと、食器は食器で。実は嫁さんなどの感覚を元に作ってみようと思います。私の感覚は完全に染まっている玄人視点なので通用しなくなっている事を感じます。出来れば茶道具に還元される事が望ましいと云えばそうなのですが、それは贅沢という辺り。でも銘々皿などは少し、考えるべきものがあります。タタラの技術などは私もまだまだ浅いので、そちらを中心に勉強してみようかと思いながら。最終的には茶道にも食器というものが出て来ます。茶懐石ですね。それも含めての視野拡張でしょうか。

ともあれ、色々と考えながらに楽しんでいます。

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論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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