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おおっと

更新を忘れておりました。とりあえずガス窯を焚き上げての帰宅。風が強い夜。夜中に灯1つ無い山中ってのは、なかなかに時々は怖くなることも御座います。まぁ、火が入っていると何か安心するのは不思議。牛がウロウロとしているので、さすがに熊は・・・出ないと思うけれども・・・・?。

今日もボチボチと。窯詰め・焼成・削り仕事・ロクロ挽き・釉掛け。

やはり調子の悪い時に挽いた茶碗は、削り仕事でも如実に程度が悪く、大半が粘土に再生されるような状態でした。無理に挽いても、色々と無駄な時間を使うことに相成ります。土の仕事って大事なのだなぁ、と今更に。

ウチは最初から原土一本槍でやっておりますが、小生はまぁ、思想的に「土なんてものはどんな土でも、ロクロの腕で捩じ伏せてしまえばいいんだ!」みたいな傾向がありまして、何にせよ突撃型であります。なので、水野師のトコでロクロを修行してた時も、「いい土ってのは、ロクロが挽きやすいコトが大事だ」と聞きながら、「土味が好ければいいんじゃないかなぁ・・・」と、見当違いの事を想っていたもので。土味は大事にするとして、使える土の中で、最も挽きやすい状態をしっかりと見極めて、最大限に土を活かすコト、でしょうか。それが「一、土。二、焼き、参、細工」でしょうか。昔の職人さんは現代みたいに美術推戴の人々ではありませんから、「腕優先」。つまり、「土が大事だ」の意味するトコは、「土味が最高のものじゃないと!」という意味よりも、「まずは土の管理」という意味で、「次に焼成の管理の基礎をしっかりやって、それから形に取りかかるべし」という意味に取った方が自然なわけです。

「土造り」と「薪窯焼成」をしっかりと習得して、その上で形に取り組めば、少々の腕も挽き易さや焼き味に助けられ、ツマラナイものを量産することも少なく、無為に資源も浪費しないわけです。「1.原土からの土造り2.薪窯焼成の習得3.ロクロの熟達」というものですが、現代主流のものは「1市販土選び 2酸化か還元 3自由な発想」などという手法でありますから、はて何が進化したかと云えば、「流通と機械が進化」した一方、どうも「作家・職人の腕は呆れる程に退化」しているというのが実情です。

う~ん、やはり「便利」ってのは人を駄目に・・・

あ?何でこんな大きな話に?。


さて、寝ましょうか。おやすみなさい。

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論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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