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袋。

okuranohana.jpg 

今日は心地好い日和でありました。写真はオクラの花ですが、少し柔らかくなった日射しの中、夏からずっと、毎日の様に咲いている花です。野菜の花というものも、1つなかなかに良いモノだと思います。ニラなども綺麗な花を咲かせますね。

tuburebukuro.jpg 

庭でボチボチと。今は水指。ココのとこ焼成が厳しいのか、焼成結果では想定以上の収縮を呼んでいることが多く、従来の様に造っていては難しいという反省も踏まえて、大型のものを多く制作しています。やはり大きくなれば当然に、収縮幅が大きくなるので亀裂も大きくなります。

同じ1割でも、モノによって実際の値は異なるわけで、グイノミなどでは「5cmの2割⇒1cm」でありますが、「20cmの2割⇒4㎝移動」でありまして、収縮で4センチも動くってなれば、小さいグイノミ1個分くらいに相当します。

tuburebukuro2.jpg 

まぁ取り敢えず造り直し。コレも結局は夕刻の頃に乾燥収縮で破れました・・・・。
といって、破れていても好いのです。上の様に潰れるトコまで行くと無理ですが。

破袋の持論。亀裂を入れておいたり、破っておくのは「破り袋」であるのは云うまでも無いのです。焼成前・焼成中の論は別として、前提として自然収縮によって生じる亀裂であることは自明の理。破った亀裂は・・・作為が強いというか・・・、知らない素人相手であればどうか知りませんが、「見せかけ」という意図が判ってしまうと興醒めしてしまいます。オブジェで亀裂を表現として用いるのであれば、それはそれですが、表現で「破袋」を造る人は居ないわけですよ。まぁ鈴木五郎さんが、自然由来的ではあるが、明白なオブジェ目的の破り袋を造られておりまして、直接に解説して頂いた懐かしい記憶があります。あれも1つ、面白い趣向だと思います。

先日に、杉本貞光氏の破袋写しを拝見させて頂くと、全く別の方法論が提示されていて面白いものでありました。個人的には「破れたものを構わずに焼いたのではないか?」と思っておりましたが、加えるに非常に参考になるべく方法論にて、当時の焼成としても充分に有り得る手法。とても勉強になりました。


今回は・・・水指が多めかな。写しモノは少な目になるかもしれません。
漆を習得して、亀裂を恐れる必要が無くなって。

安心して水指に取り組めます。

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論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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