• 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31

23年度近江神宮献茶式

今日は献茶式。個人的には晴れ舞台で御座いますが、その辺りは裡へ秘めておいて参席させて頂きました。去年は水屋方を勤めておりまして、とても懐かしい思いが致します。

oumijinguu.jpg 

綺麗に清められた参道。天気も好く誠に有難い日。

oumijinnguukentya.jpg 

由緒の深い神社。創建は昭和・二次大戦の頃。所謂「皇国時代」とでも申しましょうか。そういった信仰の熱狂から創建されたもので、仏教と縁の深い比叡山の山麓に、天智天皇を祀るための官幣大社でありました。それだけに、規模も大きく、非常に堅実な風合いを感じる事が出来ます。

kentyasikioumi.jpg 

そういった中で。大戦を経て茶道の隆盛に尽して来られた大宗匠の献茶。歴史というものは、人の行動の積み重ねとも申します。例えば今回、私が花入の役目を頂戴するという事1つをとって見ても、滋賀県への献茶祭招聘という事があり、その背景には近江の茶道隆盛というものが背景に存ってこそ。多くの先輩方が築いてこられた成果を以て、期待を籠めて鍛えて頂いている事を想います。多くの先人や、師匠や、先輩方がありてこそ。

1つ、伝統は受け継ぐもの。受けた恩を返して行く事でありましょうか。現世的な金銭では無く、営々と続いてきたもの。

始めて拝見させて頂いた大宗匠の点前。去年年末茶事で瞠目した宗道先生の点前、その源流を拝見したかに感じる、風の流れるが如き点前を、有難く目に焼き付けて。とても近い席を頂いて参列させて頂きました。天智天皇におかれましても近江茶道を温かく見守って頂ける事と思います。


簡単に協賛席の茶会記まで。本席は塚越先生(滋賀支部幹事長)の御席にて、「竹明風弄影」。道具は主に大宗匠の好みモノで揃えられておりました。茶杓は「浦の景」。茶碗は赤楽にて銘「清流」。朝鮮風炉でピシっと締められた点前座。殆ど拝見の時間が貰えなかったのが残念なトコでありました。

副席は滋賀支部席。幹部の方々が担当されているので、多く御存知の方ばかりです。立礼席。「神光天地照」と祭神が中心に据えられ、近江を代表する焼締が捧げられております。伊賀掛花入として小生作。大宗匠より色々と御下問を頂戴したという事にて有難い事でありました。点茶の道具は塗り台の上にて、流水紋の青水指に五郎左衛門の筒釜。茶碗は先代大樋。次碗がイラボ「葆光」という辺りで雨中の神光。もちろんホタルの時候でもあります。棗は「三景棗」として日本三景より東北の神にも祈りを捧げるという辺りでしょうか。蓋置も三鳥居にて神への祈りが底通しており、敬虔なる直会(ナオライ。神に捧げた後、同じものを相伴する風習。)の茶会となっております。

茶杓の銘は「清新」。清々しい新緑の生命力に、自然に宿る神々を見る思いが致します。


・・・お分かりの通り、副席は宗道先生流の見事な取り合わせ。本当に学ぶ所が多いです。



誠に有難うございました。「清新」を心に、益々の精進を御約束申し上げます。

コメント

コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する

論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

記事内容の分類
過去の記事(月別)
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
来訪者数(2006.5~)
LINK
リンク
メール送信はこちら
・来窯時などに御使用下さりませ

御芳名:
貴アドレス:
本文の件名:
本文:

不在時・繁忙期などは返信が遅くなる事もあります。悪しからずご了承下さい。もちろん、迷惑メールは駄目ですよ。