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無事に納品。裏話的なもの。

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納品も終わってホッと・・・出来なくて・・・。

流行性角結膜炎「はやり目」が・・・「私も潜伏期間を経て発症中」。
子供は上の子が熱を出して寝込んでいるし、下は結膜炎で登園停止中。
そんなこんなで、まだ「休日」てのは1度もないような状態。
2人を寝かし付けて、ボチボチこれを書いております。

製作期間中、ずっと元気いてくれた分でしょうね・・・

まぁ、この状態では今年の冬窯は焚けそうにないです。

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後日談、でもないですが。2ヶ月にわたる製作の話でも。

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製作していたのは、手ヒネリの茶碗。粉引です。

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後半の工程表。
「土作り→ロクロ→粗削り→仕上げ削り→乾燥→素焼→釉薬→焼成→窯出し」
この一連の流れを、「カエルの歌」みたいに輪唱させて回していく感じです。
重ねる数が多い程に、1日にやらねばならない負担が増大していくわけです。

で、ほとんど毎日、焼成作業をしていました。
普通は「3日~4回に1回」というのが普通です。
「素焼→釉掛→焼成→窯出し」これを2日に凝縮。

なんだかんだ、強引に窯を運用するための手段を行使して。
普通に「扇風機」とか、「引出し」とか、「ガス火乾燥」とか。
教科書にはない変則的な小細工で窯を引っ張りまわすと焼けます。
どの温度なら大丈夫とか、作業の強行にも経験が必要ですが。


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なんとか数量、無事に。当初予定では10月末納品。これが「中旬まで」の短縮になって。
納品の数量も、途中で1.7倍に増加。手間のかかる作業でしたから、納期を圧縮するにも
なかなかの骨折りと云いますか、余裕のない、ギリギリのところでした。
最終的に350個。製作総数は450近いですが、ロスが90個近く。

最近はガス代も上がっているので、経費も結構な金額になりました。
包装紙や熨斗、紙袋、印刷物、包装資材。意外と納品用ダンボールもそこそこ。
この辺りは手伝いも御願いをして。包装作業は結構、これが大変ですからね。

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焼成ロス。これも結構な数量が出ました。いわゆる「半筒系」の難点です。
この形の難点は、「高台廻り」。ここを薄くしないと「重い!」茶碗になります。
この点は正直、人間国宝だろうが、半筒形となれば「重い茶碗も多い」んです。
巧く仕上げるためには、薄くするんですが・・・それが難しいというか、厳しい。

軽くしようと思ってここを薄くすると、写真のように傾いて焼きあがってくる。
1250℃の高温では土が飴状に柔らかくなります。その柔らかくなった時に傾く。
つまり、「焼成まで全工程が終わってからのロス」になります。
製作も、1つ1つ集中して作っていくので、非常に時間がかかります。
その上でロスが出るっていうのは、やっぱり精神的な負担が大きいです。
薪の窯などであれば、1週間なりの焼成や薪代などを投入して、ロス。
なので、人間国宝さんだろうが、やっぱり怖いから分厚くしちゃったり。

製作はガス窯ですが、およそ1割強。50個ほどが、この「沈み込み」で廃棄に。
薪窯での焼成であれば、「3個に1個」というのが直近の勝率。
薪窯での半筒茶碗の苦しさですね。

半筒形は、楽焼と瀬戸黒、志野の辺りが多いですが。

「楽焼」は、「飴状になる前に焼成を終わらせる」ことで対処してます。
「志野」は、「軽い土を分厚く使う」ことで対処。だから重いものも。
やはり薪窯での半筒ってのは、難しい。黄瀬戸の茶碗云々にも関わるでしょう。

「瀬戸黒」は、「柔らかくなる直前で引き出す」わけですが、なかなか、
結局は薪窯なので、傾いているものが多数。名品と言われるものにも普通に。
もはや傾くのが嫌だから高台を低くしてるんじゃないかと思うくらいな造形。

まぁ、今はガス窯焼成で温度管理も容易なので。薪じゃなければ割と安定です。
それでも、やっぱりロスが大きいのが半筒の茶碗。
グイノミくらいなら問題ないんですけどね。


半筒。井戸形に丸形、半筒。簡単に云うものの、結構に難しい茶碗です。
井戸形は井戸形で、造形が難しいんですけどね。


とまぁ、たまには陶工らしい記事まで。

結膜炎治療まで1週間、とりあえず街中には出掛けられない日々です。
1週間後には記念行事。記念品のお披露目です。

ようやく一息?

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お久しぶりの更新です。今は早朝4時ですか。
1ヶ月半に渡っての深夜仕事も、ようやく終わりが見えました。
製作総数としては420ほどでしょうか。手ヒネリの茶碗。

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始めた頃には扇風機を使っていたものが。
今はすっかりとストーブに。朝晩は冷え込みも。
連日休みなくの朝3時、時に5時も普通に。

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外出も最低限のものだけ、直行直帰。
ありがたい事に、子供が元気に過ごしてくれて。
保育園も、奇跡的なくらいに休みなく通って。

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先日に、第1次の梱包・納品を済ませて・・・
 
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今は最終便を焼いている次第です。


信楽の作家市なども出店出来ず。まぁ出店場所が確保出来なかったのですが、
実際にそんな余裕も無かったので。目当てにして下さった方にはすみませんでした。

ともあれ、最後の追い込み。
首、肩、腰、あと貧血。蓄積疲労がヒドイ。

そして今日・・・子供が・・・「はやり目」を発症・・・。
ギリギリ仕事が終えるタイミングで・・・

感染症なので。完治まで半月~1ヶ月の保育園お休み。
つまり・・・それまで「子守り」です。
タイミングは良かったのか、悪かったのか・・・。

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・

はい。明日からは背負って焼成作業です。
でも、ロクロ作業などは終わったので。


ダイジョウブ。ダイジョウブヨー。

嫁さんも、両目発症。強力な感染力を持つ病気。
多分。。。私も時間の問題のような・・・。
論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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