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風の頃

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困ったことに風邪で寝込んでおります。写真は裏庭の景色。網戸には猫の出入り口がついています。気候もすっかりとよくなったのですが、さて息子の風邪が治りきらないものですから、看病の内に家族全員が重症の風邪を引いてしまって、さてさて全くに困ったものであります。保育園入園して直後なんていうのは、まぁそういったものらしいです。他の子に風邪が移るような状態はよくないので。とはいえ元々は他の風邪引きさんから貰ってきた風邪でもあり、0歳児の保育にはなるほど忙しい両親を持つので仕方がないのでしょうか。

相変わらず細々とした用事もありつつ

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そうそう。1つ嬉しい話には真田紐。わかる人には写真の通りにて分かるかと。
とはいえ箱書を頂けたというわけではないのですが、
今後はこちらの紐にて作品を結ぶことも増えるかと思います。
これも色々なことを学ばせていただいて、経験をさせていただいての結果。深謝。

あとは・・・茶道稽古での講和を書いておこうかな。楽しみにされている方もおられようかと思うので。今週にてはマニュアルの愚かしさについて。特に我々の若い世代などにおいてもそうなのですが、情報過多の時代においては、ついついとまず手に入る情報を一通り目に通すような癖というか慣習があります。インターネットでちょっと検索するだけでも、点前の順序から、さて季節の茶杓銘ですとか、そういったものが一覧で見ることができまして、まぁ便利ではありますが、反面、やはりそれは表層的な情報が多くて、「時によっては致命的な間違いをしてしまうこともある」という教訓。我々の世代は、簡単ながらに「新聞なんてものは信用ならん」ということを教えられる授業もあったように思いますが、たとえば茶道でも、仮に淡交社の出版物とてすべてが信用出来るわけではないという話は、一種衝撃的でもありますが、やはり事実と言いますか、結局は執筆者次第なので当然でもあり。

そういえば昔、初めて宗道師の茶事に呼んでいただいた時の話。私も初心者丸出しで正直に「何かそういった(茶事についての)書籍でも勉強してきます」と言ったところ、師匠が「いや、そんなもの全然読まずにおいで」と返答されたのをよく覚えています。思い返してみても、マニュアルや手順を守ることに必死になったりしていては、次々と展開される本当の茶事への感動も違ったものになっていたでしょうし、肝心なものが見えなかった恐れもあったかもしれませんね。また血の通った問答というものも、なかなか出てこなかったでしょう。一期一会の問答、その時限りの感動というような言葉を書くのは簡単ですが、実際に体験するというのはなかなか、貴重なものだと改めて思います。出来上がったものを学ぶのではなく、感動を基礎に、それを「どういった感謝の言葉で御亭主に返していくのか」という手順で学んでいく。同じことをしていても、マニュアルを守る達成感とは全く別の味わいを得ることになりますね。


とりあえず・・・風邪を治します・・・。

5月も中頃

この週末も何だかんだと様々に。

金曜日に稽古日を間違えて出掛けたりとウッカリもありつつ
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土曜日にはロイヤルオークホテルの楽志庵にて創立25周年の記念茶会。
御担当は滋賀支部の先生方にて、花入には拙作を御使用頂きました。深謝。

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私は青年部として香煎席のお手伝いをさせていただいて。
桜1つの香りながらゆっくりとして頂いた様で。

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ホテルも普段は庭園を利用しきれていないというお話。
しかし設計にしても良いもので、8月1日にはこちらで青年部が茶席を。
そちらの企画も追々にという段取りです。

夏は茶会の少ない季節とも聞きますが、なかなかどうして。色々楽しみです。

あとは息子がまたもや熱を出したので病院へいって。
地元の老人会のイベントで陶芸教室を開催したり。
お隣にて御不幸がありましたので、昨日今日と葬儀の御手伝い。

今の古民家へ越してきた時から何くれとお世話になった方にて。日常から敬虔で信心深い振る舞いをされていて、仕事も田畑の手入れに草刈り、山の間伐などを黙々とされておられました。念仏にせよ草刈にせよ山の手入れにせよ、どれも手を放せばあっという間に荒れてしまう。どれもこれも、何かの形として残っていくものではないけれど、それを楽しそうに誠実熱心にされていて。その姿だけで感銘を頂けるようなお爺さんでした。

今日はお葬式にて、これから手伝いへいって参ります。

更新再開?

ちょっと色々と気分を一新したいと思いつつ。

今日はガス窯を焚きつつ、週末の陶芸教室の準備もしつつ。水指の確認もあり、経費の振込に行ったり、保育園に蟯虫検査を提出に行ったり。公道の草刈も少し進めて、散歩は近くの牧場へ。日が長くなったので色々な作業が出来るようで、まだ無理をすると少し足首が痛むという辺り。そういや台所でムカデに咬まれた指も痛い。

途中、市議会議員さんから信楽の現状を何とか打破したいという思いを聞いたり。そういえば最近はそういった事に怒りを覚えたり、改革すべしと思ってみたり、そういった事を考えることからはすっかりと無縁になりました。何より自分自身が「伝統」というものを体現するような世界にはまだまだ。問題の奥深さからしても解決出来る立場には程遠く、力量も全く及ばない。若者が集まって改革を目指す。こういったことには、過去の明治維新のような、文化の奥深さを丸ごと投げ捨てて燃やしてしまうような、大きな過ちを踏まずに進むことは難しい。それこそ100年の大計を以てして長老から若者までの人材育成と刷新をしてからの大仕事にしてこそ大成功が見込まれるもの。それをしてこなかったツケが現在の苦境。教育にしても政治にしても。腐ったものを放置して取り返しのつかない所に窮まってしまっている。「常なる革新」とは伝統の標榜する理想ながら、その実践たるや惨めなもので、表層的な改革ばかりで腐ったものを刷新してこなかった。これが伝統の死に様というものだ。

今私が身を置く滋賀の茶道を見てみれば、宗道師が率先して色々なものを改革し続けておられるし、青年部1つにしても毎年新しさを求めて、腐敗した部分の斬り捨てもしっかりと指導されて。経験豊富な大局的視点による指導層に、それを実践する世代があり、それに学ぶ若者の世代が在ってこそ、健全な伝統というものが紡がれることを感じる。結局、伝統というものは形や技術ではなく、やはり人によって守られていくものであることを思わずにはいられない。そういった意味で、現状の信楽にはこれを改革刷新する指導者に欠ける。まずはそこから。随分と気の長い話だが、でも、それが本道なのだと思う。気の遠い話、年月の掛かる話であるからと言い訳をして、邪道脇道ばかりを見てきた結果が、今なのだろう。そんなことを感じながら話を聞いていた。

仕事も。ちょっと穴窯の改修をしようかと思いつつ。薪は発注したので焚くことになるかもしれないけれど、大きな改修と補修を合わせてやって、窯の整備と共に、窯の新しい構造へ挑戦をしてみたい。窯場も補修に補修を重ねていて、色々な疲労が見える。ロクロ場も、釉薬を掛ける場所も同じく。

あとは・・・Webサイト。新しいパソコンになって従来使用していた更新ソフトが使えなくなって、更に先日に壊れた際にパスワードなど面倒な入力事項のメモも喪失。とはいえ、過去に未熟なまま執筆した駄文を駄文のままに載せているのは気になっていて、そろそろと本格的に気になり始めている。書いた当時は当時で、同業者さんから多少なりとも反響をいただいた覚えがないわけでもないけれど、しかし今となっては駄文でしかない。安価で入手できる機会を見つけて、ホームページの管理ソフトを購入しようと思いつつ。もちろん今現在とて駄文しか書けないのであるけれど、少しはマシになるであろうか。

そう。ちょっと文章を書くことに、少し気が向いている。色々な勉強をしていて、それをマトメテ置きたい思いもあって、文章書きに気が向いているのでありましょうか。

五月初旬

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すっかりと陽気の良い季節になりまして。

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茶道も風炉の季節へ。写真は自宅にて灰匙の練習をするための灰。
2種類用意してみたのですが、さて全くの別物という次第にて。
名前が同じでも中身が違う。こういった商品が今は多いですね。

今週の宗道師の講和にては「人となり」について。
表面的な技術も大切ながら、人間性という「中身」を成長させる。
口で云うのは簡単ながらに、難しいことであります。

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息子が初節句なので。諸々見越して、今年の信楽焼祭りには不参加。
嫁さんの実家から高価な兜飾りも贈っていただいたので祝膳を。
風邪も治ってすっかりと食欲が戻ってきたようで。

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藤棚茶会へも出かけたのですが、綺麗に咲いておりましたか。
青年部主催なので例年なら水屋方なのですが、今年は初めて御客にて。
 
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ちなみに猿も元気というか活発に活動中。もう畑をすること自体が不可能。
全てを食べ尽すまで襲来を繰り返すようになりました。小さな玉葱の2~3さえ
、わざわざに厳重な網を突破して食べ尽してしまいます。実際に子猿も多く、
僅か4年程でこれほどまでに凶暴化してしまうのですね・・・・
今年は珍しく猟師さんが十数頭の処分をしたそうですが、全く効果なし。

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あとは青年部行事にて宇治にて茶摘み体験へ。これも好天でした。

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石臼による挽き茶と、挽いた茶での薄茶一服。
実際に体験してみることで、ようやく現代と古の基本的な違いを実感。
 
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茶摘みは丸久小山園さん。自家茶園で最高の茶葉を育てておられるものを、
そちらにて茶摘み体験をさせていただいて。

新芽の綺麗な色彩。これも1つ、桃山時代から変わらぬ色なのでしょう。
味も豊かで、見た目も鮮やか。素晴らしいものですね。

名誉師範記念茶会。

さて、4月後半は随分と様々にありまして毎度更新も遅くなってしまっています。

前回の記事が19日。その後は息子が保育園で風邪をもらってきて、高熱を出して慌ただしく3~4日の看病。保育園の0歳児は2人だけなのですが、もう1人も入院という重篤で、こちらも次第に飲食不可になって点滴でようやく持ち直すという辺りでした。保育園は先生始め、風邪が随分と蔓延している感じでしたか。実際世の中もかなり広範囲に風邪を曳かれている様子。私もちょっと朝から風邪気味の気配濃厚にて、今日の初風炉稽古も午後からは お休みを頂戴してきました。諸々の行事も一段落したので、ホッとした気の緩みもあるのでしょうか。


息子の風邪で慌しく数日が過ぎてからは茶道茶道。灰形教室→記念茶会前日準備→記念茶会当日→追善茶会前日準備→追善茶会当日→初風炉稽古の前日準備→初風炉稽古と、間に1日の休日らしき日があったような、というくらいなもので、見事に茶道一色でした。といっても、宗道師は加えて茶事を連日にされておられるので、何ともはや。


とまぁ、連日に色々な行事がありましたが・・・まぁやはり記念茶会。これ1つ。宗道師の喜寿&名誉師範拝受の記念茶会。一門としても名誉はもちろん、心に残る一大行事となったものでしょうか。

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前日準備では舞台の設営から。それこそ材木を肩に担いでの運搬作業から。
大勢の社中の方々が、御遠方から宿泊しつつの御来訪。準備も大変なもの。

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まぁちょっと・・・良い写真があまり撮れていないので申し訳ない限り。
青い空の晴れ渡る好日。第一席にて濃茶を頂戴してありがたい限り。

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なかなか。感慨というものを言葉にするのは難しいですね。御道具の名前をツラツラと書き出すのは簡単なのですが、そうすると「道具がスゴかった」という感じになってしまうので、それはちょっと違う。いや、道具はもちろん、利休時代に使われた道具。南蛮水指などは私が初めて茶事に呼んでいただいた時のものであったり、長次郎にしても過去に拝見させて頂いた時のことを思い出したり、様々あるわけですが。

茶道一筋に生きてこられた師匠点前姿を拝見して。その感慨を伺って。

何よりこれが弟子一門にとっての記念だったのかな、と勝手ながらに思いつつ。

私からは寿老人写しの花入を贈らせて頂いて。窯を代表する作品として毎回焼き続けてきたものでもあり、育てていただいた茶陶の力量のすべてでもあります。毎回、もっとも良い位置で焼成をして、窯の出来具合・自分の腕前の指標として作り続けているものにて。師匠にも仙人の如く長生きしていただいて、末永く御指導頂きたいものであります。

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当日は、私は薄茶席の水屋へと入らせて頂いて。社中男子組にてのお迎え。点前もさせていただいて、皆様に記念の薄茶を頂戴して頂くお席。琵琶湖の景色も見事な中でありました。来賓の方々も、宗道先生が旧知としてこられた方々ばかり。御道具も、還暦の記念の時のものであるとか、御家元継承記念の折の茶碗であるとか、様々に歴史の節目で使われてきた御道具も。

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もちろん一席目には名誉師範・宗道先生をお迎えして。
そう。名誉師範ともあろう方をお招きしての御席になるわけです。

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午後からは記念パーティー。御酒と写真と、いつもながらに行列が出来てという辺り。まだまだ現役第一線で活躍を続けられているわけですが、将来の抱負も含めて、汲めども尽きぬ茶道への思いを語られました。

本当におめでとうございます!
論者:近江の苔

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。かつて古伊賀が焼成された集落に近在。詳細はWeb・交通案内記事など。

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