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折り返し

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気付いてみれば2月。例年暇ではありながら、1月は早いですね。旧正月ということでは、戦国時代の正月は今頃という事になるらしいのですが。つまりは寒さも折り返しということでしょうか。ここ数日は薪の仕事。チェーンソーを振り回しておりました。半分は窯の薪。昨日は椎茸の原木。80近い伯父さんが大半の仕事をバリバリと進めてくれる隣で、お手伝いという風情でした。


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木1本を倒すとなれば、やはり素人技では困ってしまうのですが。戦時戦後などの世代の方々からすれば、木々の伐採などは「素人技の範疇」なのですから、本当に今の時代の「人間力」というものは低下しているのだなぁ、と、つくづくに思います。個人的に伐採の勉強なり技術習得を目指しても良いのですが、何分と陶芸家というものは怪我が一番恐ろしいものですから、一歩間違えるだけで手足を不自由にしてしまう可能性がある伐採作業というのは、どうしても慎重に慎重を重ねてしまいます。

それにしても。寒いので家の中に居る時間が長いのですが。久しぶりに1日中外で作業をしていてフっと感じたこと。世の中の動物や植物って、基本的には「何もしていない時間が大半」なのですね。牛にしてもそうですし、時折に居る野生の動物も同じく。家の中に居るネコも同じく。時間に追われて必死になって働いているのは人間くらいなものでしょうか。食物が無くなれば探しに行く。探して入手できなければそれまで。植物も同じく地面の養分や水分を手にして。不足があれば枯れていく。

そういえば寒中托鉢の時期でもありますが。そちらも本来であれば「頂ける物で生活」という話を聞いた覚えが。とはいえ昨今は「出来る限り現金でお願いいたします」という話も聞いたような気がします。はい。変に食べ物や物品を貰っても困るという話は、要は御互いに立場が変わってきているせいでしょうか。現代の生活は携帯電話1つにしても。今ではそれが「普通」といえば「普通」かもしれないのですが、「当初は贅沢品だったものが、いつの間にか日用品に」という代表格が携帯電話であろうかと思います。それこそ電気水道設備だって当初は贅沢な品だったのではないかと思います。昔の人からすれば、現代人は随分と強欲なのでしょう。そして人間力も低い。裕福な時代には人間がダメになるという、それらしい話がありますが、実際にその通りなのかもしれませんね。


論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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