次へ向けて

少しづつ。一応に窯の計画を簡単に立てて。今日はロクロ。土の準備、薪の準備も。

秋の好日。とはいえ少しづつ寒くなってきました。先週末は地元運動会で随分と忙しいことになるトコロを、雨による延期ということで一先ず連続しての外出が抑えられています。延期なので、その内にまた準備云々が出てくるのですが。

茶道具を挽いていると先日の茶会を思いつつ。まぁ茶席には入っておりませんが、色々と拝見させて頂いたのでおよそ推測しつつ。茶道具を作る際には、やはり思い出深い茶会の雰囲気などを思い出しつつ仕事をする事が多いでしょうか。今回は薪窯の仕事なれば水指・花入が核となる作品。花入1つにしても。やはり花を美味く入れて下さる方の手に掛かれば、本当に花も花入れもお互いに引き立ってくるというコトを思いながら。花というコトでは宗香先生の職人技とも云うべき妙技を見せて頂いているので、それを思いながら考えるのですが、まぁその辺りはまだまだ。

今更に技術云々という仕事でも無いだけに、どういった雰囲気を求めるか、という思案というか、感性を採り入れるべく。色々な茶室がありますが、桐蔭席は本当に格調ある席でした。そういった雰囲気の中に置いて、さて浮き上がってしまうようなこともなく、と言って主張もせず。ひっそりと溶け込むようなもの。そういった作品が出来上がれば、まずまず茶道具としての合格ラインなのでしょうか。

とまぁ、そんなことを考えながらに。ホントに一歩ずつです。数を挽いても意味は薄く、進歩も僅か。むしろそれ以外の物や経験を求めながらですが、なかなかそれも難しい。いい茶席を知るほどに、その上となればどんどんと数が少なくなっていきますから、次第に行き詰まってくるものでしょうか。

ともあれ。頭で考えたり、デザインしたり。そういった仕事ではなく、身に浸みた経験をどれだけ活かせるか、という次第になってきて、より一層に難しい仕事になってきたものだなぁ、と思いつつ、土の仕事を進めています。
論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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