台風いろいろ

え~っと。昨日は書かずにグッタリと。すいません。朝から草刈りに駆り出されてグッタリ。夕刻からは夜遅くまで青年部の打ちあげにてこれまたグッタリというか食べ過ぎという辺りでございましたか。田舎の村のグラウンドですが、土地だけは沢山ありますから、まぁ立派な広いグラウンドです。年に数回しか使わないのですが、草刈りだけはしっかりと。主に・・・町外の野球団体さんが御利用になられておりまする。

青年部は・・・今年の大きな行事を終えて。随分と盛大な辺りで御座いましたか。どちらも台風ならずしてありがたい限り。ちょっと飲み過ぎたので、今日は気を付けつつに茶会へ。いつもお世話になっている方の御亭主にて。「掬水在月掌」でしたか。ちょっと珍しい?一閑張の棗が、なかなかに落ち着いて居ながらに軽やかな風合いで、少しく台風前の重い雲が晴れたかに感じる辺り。茶碗は志野にて、知り合いの方のものでした。茶杓は「都月」にて。空も高くなり、月がとても綺麗な季節になりましたか。夜に出掛けるのが少し楽しい時もあり。


台風さんで、ちょっと今日は工房へ行けていないのですが。

夜になったら出掛けてみようかと思っております。削りの仕事があるのですよ。

天日

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今日は釉薬。釉薬ってのは簡単に云えばガラスでありまして、その主成分が長石です。斜長石とか正長石とか学校で習いましたが、なかなか実地で見る機会がある方というのは少ないのではないでしょうか。科学的な説明はようやらんのですが、要は風化した岩石でありまして、粉末になるくらいに風化されたもの。これに木灰を合わせたものが最も原始的な釉薬になります。まぁ実際には木灰だけでも釉薬になるんですけど、こういう話はやめましょか。もちろん長石もやはり天然資源でありまして、一朝一夕に長石が造れるかと云えばそういうものではなく、遥かなる歳月を必要とするもの。昨今は量産の仕事が資源をも枯渇させてしまっておりまして、遥々にインドから長石を取り寄せなければ間に合わないというような時代であります。粘土にせよ釉薬材料にせよ、つまり明治時代以降の量産において、全く資源管理が出来ていなかったわけでありまして、はてさて。

まぁそれはさておき。

何をやっているかと云えば、長石を篩にかけております。普通はポットミルなどの機械を使うのかな?いや釉薬造らん作家も多いらしいです。これもまぁ・・・「桃山時代にポットミルなんてあるか?」みたいな話をするつもりはありませんが、ともあれ粉末の状態というものは重要な側面がある・・・みたいですが、正直実地試験数が圧倒的に不足しておりますので、耳学問のみ。実際には何とも言えないのですが、しかし一応ポットミルを用いずに調合しております。これで15kgくらいは出来たでしょうか。これを用いて釉薬を調合していきます。


もちろん・・・とっても面倒な御仕事です。
そして地味です。

乾燥させつつ、粗いものをスリバチなどで砕いて、篩を通して。

そう、茶道の灰造りにとても似てるような・・・。
一応、釉薬材料として長石、また木灰もこの作業をやります。

昔ながらの粉末精製作業という辺りかもしれませんね。

たべもの

昨日の日記ですが。

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昨日はラーメン鉢を挽いておりましたか。え?まぁ普通の食器です。前に陶器祭りの御客さんから要望があったもので、「まぁ秋には作って置きますよ」などと言っておりましたが。割合に大きなものになるので、あまり多くは焼けません。ちなみにラーメンは比較的よく食べる方で御座います、はい。

しかし考えてみればラーメン「鉢」なんですね。口元が開いている。和風のラーメン屋さんなどは「どんぶり」のようなものを使っているような気もしますが、意識的に差異を出す為でありましょうか。やはり元々は鉢。こういった大きなものになればなるほどに、重ねられるという点は重要でしょうか。いやいや、以前に重ねにくい形のものを作ってみたことがあるのですが、実際食器棚の占有がヒドイことに相成ります。

あまり製作のコストとしても宜しく無いので、数量は少なめです。鉄釉かな。


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あとは土造り。昨今は乾燥具合がまたぞろ変わって来てます。


昨日の御仕事はこんな感じでありました。

少し涼しくなって

今日は稽古日ではないけれど稽古場へ。倉庫の整理のお手伝いをさせて頂きました。茶道も色々と、灰や炭などは特にそうですが、色々と自然物が多く、それだけに様々手入れの必要なものが多い様で。稽古日は終日に多くの火が入り、多くの炭が灰へと変わって参ります。日々に各種様々な茶会を運営する社中でありますから、自然と必要な貯蓄量も多くなってくるという辺りなのでしょうか。色々と整理する中で覚える事も多々という辺りで御座いました。

ともあれ。

そうそう。昨今は値段を少し悩んで?います。いや別に悩むほどの話ではないのですが(どっちやねん!)。元より少し書いた事もあろうかと思いますが、小生にはバブル期の常軌を逸した高額な作家茶道具に対する反感がありまして、あれが1つ茶道具の低質化を招いたのではないかと思っている側面があり、エセ茶陶に多い「茶道具だから高額です」というものを、随分と苦々しい目で見て参りましたか。

また若輩修行中の身なればこそ、いかようにも安く売る分には問題なかろうと思っていたのですが・・・。う~ん、さすがに少しは考えなければならない時期であるようで、食器類などの安価品としっかりした区別が必要かなぁ・・・という辺りを考えております。今回は釉薬も専用に、あまり食器として量産するには向かないものを調合したものでしょうか。またぞろ試験をしつつ、試験品を陶器祭り限定でガス代程度で売る事はありましょうけれど、さてさて思案の頃合いが近付いているようです。

まぁ・・・人に聞いてみると、実績含め、随分と高く評価を頂いて恐縮することが多いわけですが。正直自分では不満足な点ばかりでありまして、茶碗も満足に作れていないという辺りを感じるばかり。知識も経験量もまだまだ、知らぬこと、足らぬことばかりを歯痒く思うばかり。「なんで出来んのや」などと思う日々です。もっともっと上を目指したいわけで、自分の中の理想からすれば、まだまだ自分の作品に物足りない点を多く見るわけです。

まぁ・・・ね。だから高い値段ってのはつけられない・・・。
という辺りが本音でありましょうか。

特に昨今は古き名品を見る機会も多く、自らの作品に対する視線もより厳しく。加えてそれらの値崩れも一層進んできておりますから、なんとも恐縮するばかり。ここ最近に作りて好評頂いた粉引茶碗も、早々に改良の研究を進めている次第。



そんな辺りでしたか。ちょっと妙な葛藤を覚える日々を過ごしております。


あ。当面別に個展の予定も御座いません。別に悩む仕事は抱えて居らんのですよ。

整理整頓

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昨日今日と倉庫の整理。整理と申しますか、倉庫自体の整備という辺りに近いかと思います。土間を清掃して棚を運びこんで、雑多に家の中に置いてあったものなど全てを一度移動させて。ここ1年くらいでお越しになった方は分ろうかと思いますが、ちょっと作品の置き場所が新旧色々と混在しておりまして、何とも収拾が不十分なままに置いておりましたか。

まぁ色々と大掃除も兼ねて、ともあれ全てのものを土間へ引っ越しさせまして御座います。


さてさて。旧作は多く御座いますが・・・。水漏れのものもあり、形としても不満もあり、色々と困った問題です。ちょっとザックリ山に埋めてこようと思っておりますが(もちろん敷地内ですよ)、これだけの物量はなかなか、ちょっとやそっとでは運べません。それも山まで持っていこうという話なれば、けっこうな重労働となってしまうわけです。

とりあえず埋めるための場所を作って来ようかと思っておりますが、まだも少し掛かりそうです。

再び

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今日は茶碗。高台の改良作業です。少し径が細くなりすぎている感があり少し戻したのですが、まだ今一つ量感が不足しておりまして、その辺り。昨日に野村美術館で古典的な茶碗の名品を多く見たわけですが、古いものも色々なままにロクロが挽かれていて、賛美されるほどに「一定した至高の美」を獲得しているわけではないのでありますが、さりとて色々と。もちろん焼かないことには最終結果は出ませんが。

ちなみに本歌の粉引茶碗を手にとって拝見させて頂いて。三好系のヌタっとした白色の粉引でありましたか。あの系統はどうにも難しいと想定するわけでありまして、実は触らないと分らない部分が色々とあります。水野先生の話を聞いていたので、その辺りの肝要なる、本当に知っている人しか知らない辺りを実地で確認させて頂いて。

そうそう。趣味の方や、写真だけで作る作家さんに多いのですが、粉引は粉引。
カイラギはカイラギでありまして、色々です。

う~ん、折角なのでやってみたいという思いが無いわけではないのですが。
試験が相当数に必要なので、ちょっとさすがに時間がない。

また形は井戸形を探求中なのでボチボチ。釉と形の相性は好いのですが。



ともあれ今の粉引をまずまずに仕上げてみようかと思っております。

秋空

少し秋空の模様がありましょうか。気がつけば随分と空が秋の気配なのですね。

昨日は茶道の稽古。花月の稽古をさせて頂いて。もう九月も最終の稽古。色々と学び足りないものも多く、色々な壁があるものでしょうか。所用がありましたので午前中のみの稽古でありましたが、思う所の多い稽古でありました。

で、午後からは。親父が退職ということで。野村美術館の講演会に少し拠って、ケーキなどを求め、お祝いなどしておりました。日頃からですが、今後も色々と助力を仰ぐ面は多く。色々と世話になっております。

と、左様な一日にて。ちょっと最近更新が一日遅れであります。

地道な作業

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さてさて、地道な作業をやっております。こういう作業は・・・向いているんだかどうなのだか。細かい作業は比較的得意なのでしょうけれど、同じ作業を淡々と繰り返すのは妙に疲れるのが早いような。左のセンベイみたいなものを、1つ1つ小皿に仕立てて行く作業です。特に難しい工程はありません。方法さえ真似すれば素人さんでも作れる作業。タタラの食器というのはそういうもの。作家モノでも、弟子の居られるようなトコロではおそらく・・・という辺りです。手技の巧拙が作品に反映されにくいもの。

意外に、ロクロを挽くのと同じくらいか、これは作業が比較的少ないのでロクロより少し早いくらいの速度で製作は進みます。それほど散らかるわけでもないので、畳一枚あれば作業が出来るというもの。水も使わないので泥も出ません。必要なものは根気でしょうか。

試験品も含めて、薪窯でも少し焼いてみようかと思いつつ。

タタラって

ボチボチとタタラで皿作ってみたりしておりました。ちょっと道具が不足しているので二三時間しか仕事していないのですが、追々に拡充しつつ。ウチは棚板がボロボロなので敷板センベイも作ってやらねばなりません。(写真撮るの忘れました・・・)

問題は釉薬。うまい事焼けるものが出来てくれればいいのですが、釉薬がダメであれば台無し・・・でもいいけど、まぁ試験をせねばなりません。しかたがないと云えば仕方が無いのです。

色合い。織部なんかは食器のイメージも定着しているかに思うのですが、一般的には白色がよく用いられる色でしょうか。黒色もよく映えると云いますが、実際のトコそれほど黒色って食卓がちょっと暗くなる気がするのですよ。世間的にはどうなのか知りませんが、テーブルって現代も木材が多いかと思います。濃い目の茶色、ヨコモジでダークブラウンなどという辺りで着色されたものが多いかと思います。するとまぁ・・・黒とか茶色は採用されにくいのかなぁと思いつつ。白いテーブルなども今は普通にあるものなのでしょうか、さてさて。

今日は材木をノコギリで切り分けて、タタラの道具作りでありました。

雑言

さてさて、台風が何やら随分と強い風雨を連日にという辺りでしたか。あまりニュースも見ていないので、あぁ、台風来てるんだよと聞いて、「おぉ、そうなのか」などという体たらくであります。しかし昔の時代も「なんか風が強いなぁ」くらいのもので、現代の様に天気予報もなければ雨雲レーダーもなく、迅速な連絡手段もなかったろう時代であったのでしょうか。知らねばこその脅威もあり、また臨機応変の用意もあり。古い日本家屋がすべからく解体・運搬・再組立が可能なように作られていたことには、そういった臨機応変なる感覚からくるものかもしれませんね。

んと・・・昨日は陶器の整理に、買物など行っての休日。土日祝日は仕事?してますが、水曜辺りはゆっくりしております。何やら「いい加減医療保険くらい入った方がいい」などと嫁さんが言うので、仕方なく保険の説明を聞きに行ったりしておりましたか。

しかし何ですな。分りにくいパンフレットを作るというか、分りやすいパンフレットを作るというか。肝心要のがボケボケで、聞こえのよい、分りやすい面ばかりを強調した説明書類というのは、まぁ・・・つまり金銭の授受量を明瞭にしてしまうと契約が随分と少なくなるといいますか、分らないのをいいことに契約しようという肚と申しますか。とかく携帯電話の料金の如くにわかりにくく、幻惑させるような内容になっておるのですな。つまり「幻惑しなけりゃならんような代物」っていうのが、実に明瞭に掴みとれるわけです。

まぁ・・・別にいいんですが。妙な心理研究だとか宣伝効果の異常発達によるものでしょうけれど、この手の「見栄え重視」ってのは世の中たくさんあり、別に現代に限った話でもなし。しかし現代の悲しい面は、どうにも合理化情報化が進んでしまって、「そういう業者しか居ない」ってトコであります。選択の余地もなくそういった中から選ばなければならない時代。

陶芸で云えば・・・現今、一般の方々は機械量産の、化学的に造られた全自動生産の食器しか、なかなか手にすることが出来ない時代になりつつあります。それしかないから、それが当然のものだとして受け取り、選択してしまう。どうも似たような話であります。

ん?何が言いたいんだ。この手の話は沢山例もあり、私も知らぬ間にこういった感覚を持っている事もあろうかと思います。ともあれ既存品が気に入らぬとは言っても仕方ない。「最近は大規模生産で美味しい野菜がない」と云う批判は簡単ですが、では「自分で作るなり生産者を支援して手に入れる」というのは随分な仕事であります。

まぁ私が手を出せる範疇は陶器くらいなもので。


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そうそう。車を走らせていると猿の群れに遭遇しましたか。甲賀には二つくらいの群れが居るそうで、その1つかと思います。県の庁舎には動物愛護のポスターがトコロ狭しと並んでおりましたが、これまたこの話はもういいか。


さてさて。台風も過ぎ去ったことでありますし、明日は晴天なのでしょうか。

気になるトコから

何やら三連休らしいですな。よく知りませんで申しわけない。今日は終日に家の片付け。家と云ってもまぁ・・・陶器とか陶器とか陶器の片付けです。もう古いものはいっそ山に置いて来ようかと思っています。(※敷地内の裏山です)

展示物もねぇ・・・すぐに古くなるのですよ。あと薪窯を焚いた後処理をしていないものも多々。とかく半年分の整理量が貯まっているので、ホントいい加減ひっくり返すしかないわけですが。春に焚いたものの水漏れ検品を今日にやっていたり。つまり半年ほど家の中に置いたままになっていたわけです。まぁそれくらい今回の記念品の仕事は時間が無かったわけで。

古い作品はねぇ・・。売るにもどうかと思うし、しかしキズや漏れもないのに捨てるには忍びないわけで。こういうものはホント処理に困ります。あと焼き上がりの景色は非常に良いものの、修復がかなりメンドウなもの。両者を合わせると相当な量になって参ります。倉庫が広いからといって、好き放題に置いていた・・・わけですが、やはりあっという間に一杯になるのが目に見えて来るわけです。んで、山にでも置くかなぁ・・・と。庭に転がすにしても、草刈りの邪魔になるんですよ。少しくらいならええんですが、それ用の場所でも作らないことにはちょいと面倒であるし、風景としても、来客的にはどうか知りませんが、個人的には無用なものは無い方が落ち着くような気がするわけです。

とまぁ、そんな感じでお掃除の一日。
ちょっと久しぶりに市販土の手配をしたくらいか。

うん、掃除。いつも言われる「心のお掃除」ですな。無用なものは置いていきましょう。

前準備

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今日は前準備。食器もですが、茶碗も1つ改良を加える予定なので、久しぶりにトンボを出して微調整。ロクロなどの際に寸法を確認するためのもの。コテなど決まった寸法に合わせるものと違って、造った後に寸法が狂っていないか「確認」するためのものです。大きな茶碗を作った後で湯呑みを作ったりすると感覚が狂ってしまうことが多いわけで、そういったことを防止するためのものですか。

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あとはタタラをちょっといくつか試作。まぁ簡単なものです。前はよく板皿作ってましたが、あまり大衆向けではなく量産もなかなか大変なのです。それに、手を掛けたからと云って大したものが出来るわけではありません。今回は手順としてもかなり簡略なものを。で、製作に必要な部材の思案です。見ての通りで気付いた方も居られようかと思いますが

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セトモノ祭りで買ってきた銘々皿を念頭に置いてます。いやまぁ、別にパクリというわけでもなく、この黄瀬戸も魯山人風のもの。元よりこの手の食器における根底はおよそ魯山人が多いです。どこの作家のオリジナルでも何でもありません。敢えていうなれば魯山人ですが、彼もまた山に打ち捨てられている古い窯跡の小皿などを手本として制作しているわけですから、詰まる所は古陶磁なわけであります。実際こういう小皿は多いです。

ま、主役は料理なり菓子でありますから、脇役の皿どっからきたとか、誰が作ったなんていうのはどうでもええわけで、名脇役をやってくれればええわけです。模様をちょっと入れるかどうかってのは悩む所。黄瀬戸はタンパン(緑色の部分)を打たないとそれっぽくならんからしょうがないわけですが、釉薬との相談ですか。


う~ん。タタラは苦手ですが、ちょっとこの機会にやってみます。

企画中

今日はともあれ食器で何を作ろうか思案をしつつ。色々と昔に買った雑誌など開いてみたりしたわけですが・・・。う~んやはりというかなんというか。雑誌系ってのは器が派手なばっかりで、器に描かれる絵が目立つばかりで・・・ちょっと違うんですよね。まぁその方が売れるってのは確かですし、陶芸として造る分には満足感があるのかもしれませんが、あまり好まぬ辺りであります。

まぁ・・・ね。そうすると魯山人の器の意味が見えて来るわけですが、販売としては地味であったり、素朴に雑然とした辺りが敬遠されたりするわけで、世の中ってのは複雑に出来ております。

あとは・・・土を作るのは好いのですが、現今の釉薬ってやつは基本的に「工業的に脱鉄された白い土」を前提としているので、使えないというか、もう色が全く違う結果になるわけです。古来使われてきた鉄分を含んだ粘土を用いるには不適なものも多く、鉄分を含んだ土で用いられる釉薬は随分と限られてしまうわけで、その辺りも悩みつつ。


夕刻からは運動会へ向けての地元理事会。夏祭りと運動会が今年の地区仕事にて。小さな集落とはいえ準備するとなれば色々と。テント設営から運動場の草刈り、諸々の運営という辺りでしょうか。とはいえビール片手の会議と云う辺りで、私は一員として御仕事させて頂くだけですが。


少しく虫の音も甲高く。秋の気配が随分と色濃くなってきましたね。

まだまだ暑い中

う~む。なんだ。特別に稽古が長かったわけでもないのですが、非常に頭が動かない状態です。暑いのか?いや窓を開けると寒いくらいな気候ですか。なんでだ。まぁちょっと、今日は夕刻まであちらこちらへと所用がありましたので、その辺りかもしれません。

今日は朝から茶道の稽古。暑いから絽?と思ったのですが、九月も半ばであることだし・・・と思いつつ。今日は四ヶ伝の復習。行台子の基礎稽古にも相当致しますか。暑い中ですが皆さん熱心なもの。いやいや他人事でもありませんが。

あ~っと。何か書こうと思ったはずなのですが・・・ダメですな。


はい。今日はこれくらいにします。

豊作

そろそろと収穫の頃会いでしょうか。稲穂が随分と実っておりますが、ウチは稲作はしておりませんで、代わりに?トマトがいい加減豊作にも疲れてきた感じです。

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うん。3日に一回はこんな感じでしょうか。青い実が少なくなってきたので終わりが少し見えてきた辺り。本当に赤いものは非常に甘くておいしいのですが、少しオレンジ掛かった色ではまだ酸っぱいのですよ。畑で少し食べつつの収穫ですが、ちょっとしたオヤツでしょうか。正直相当数が熟し切って落果しているのですが、柿の話よろしく、まぁ少しは土壌に、カラスなどに返しても宜しかろうかと思うわけです。

と。今日は日が陰って来たあたりから土を掘った程度でありまして、まだまだ。明確に作るものがピンと来ていないので気力が少々出て来ない状態です。釉薬を思案しつつ、う~むと悩んでおります。

連休

さて今日も休日にて。記念品の梱包など一週間ほど母親に泊まり込みで作業を手伝って貰ったのですが、慰労を籠めて食事と買物まで出掛けておりました。久しぶりに都会?的?な場所へ行って、一般人?的?な休日を過ごしたような気がしましたが、さてさてどんなものでしょうか。

まぁ・・・というわけで書く事もないわけですが。

目下色々と考えているのは信楽祭りかな。茶陶は茶陶。ですが、昨今の茶道事情を見れば茶道一本で生計を得るのはかなり難しい状況になっております。著名な茶陶作家さんも、茶陶だけというのはかなり難しい。むしろ茶道に関係の無い茶碗を作っている人の方が「売る」には優れているように感じますが、しかしそれとて、それほど売れるわけでもなさそうであります。一番の安定は、古今問わずして食器類。著名な作家さんも、その個展の内容・売れ行きを見る限り、やはり昨今は食器類が多いように感じます。

なので・・・少しは食器も作れるようにならにゃぁならんと思いつつ。食器については時々思ったりはしているのですが、なかなか腰を据える時間もなく。今回は在庫もないので折よく考えて作る時間が少し。しかしまぁ・・・今日はT吉さんの店舗も見ましたが、尺皿で800円が平均価格、五枚で千円などという価格帯でしたか。え?そんな時代なの?って、まぁ今年のセトモノ祭りは50円から品物が販売されていたわけで、作家モノの飯碗なら600~800円が相場という感じがないわけでもないような状況でありましたか。もちろん相応のものが多かったわけで、同時に機械式大量生産でもなければガス代くらいにしかならんわけですが、まぁその話は正直云って飽きました。

粉引の安手の釉薬も尽きて無くなっているので。というか、元から手を抜いた品物を作るのは性に合わないのですが、ちょっとした食器、普通の食器など今月は手掛けてみようかと思っております。手軽に売れるもの、手軽に買えるものですな。そんな思案をしつつ、さて問題は土を変わらずに掘って来るかどうかって辺りでしょうか。まぁさて、どうなるものか楽しみであります。

さてさて

何から手を付けようか考えつつ、明日まで休日の予定です。

当面ですが・・・信楽焼祭りがあるくらいで販売の予定もなく。ただ注文頂いている品があるので、そちらの製作でしょうか。及びそろそろ漆の作業もあり、個展なら個展で会場やら探してウロウロしなければなりません。少しく手元に資金が出来ましたので、そろそろと動ける環境になってきたのかも。

とはいえ。秋には薪窯も焚きたいのでそれほど余裕があるわけでもなく。また家の細々したことや、窯の細々したこと。半年ほど整理出来ていないものが貯まっているので処理もしなけりゃありません。茶花とかね。とりあえずエアコンの修理くらいは今日に処理したわけですが。

ああそうそう。支払いが出来ていないものもいくつか。机の上が整理出来ておらず、請求書が十分に把握できていなかったわけです。こちらは遅れているものもあり早急に支払いをせねばなりませんか。ご迷惑をお掛けしている業者さんにはすまぬことであります。とりあえず整理したので支払うべきは近日に支払ってしまいます。

んと・・・作品の整理もやらねばなりません。水漏れ品も多くあるので、旧作でもあり、いっそ処分が必要かと思いつつ。ともあれ薪窯ですから、販売不適というちょっとしたB品も多く貯まっております。庭に置く分にはよいのですが、けっこう草刈りの邪魔になったりしますし、置くとなれば庭の整備をやりたいわけです。

あぁ、同時に信楽祭りに向けてガス窯品も作らねばなりませんな。

ってことは土造りから釉調合もやりたいわけで・・・。


まぁ・・・明日まではゆっくりするか、と。かような状態であります。

せともの祭り

さてさて。セトモノ祭りまで行って参りました。前日からの出立にて、ありがたく茶道の稽古を付けて頂いてからの出立。1つ大きな茶会を終えて、何か「虚心」という軸を見て感じるものが、何とは云えぬまでも変わった感ありて。

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と、稽古の疲れも残しつつ荷物を積み込んで出立。ちょっと車の調子がよくないような・・・。
同期宅にて前夜祭?という辺り。

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翌早朝よりテント設営などなど。窯神神社へも参りつつ。セトモノ祭り廉売市などと申しまして、テレビにラジオも何か単なるヤキモノのテント市のような喧伝をしますが、やはり古い焼物祭り。窯神神社への奉納祭という面もあるようです。日頃製作をしている陶工・職人が感謝も籠めての祭りという面が、周囲の方々への廉売市という辺りかと。それが、おそらく本来の姿と申しますか、本来在るべき姿。昨今は高額な出店料の敬遠・来場者数など売上の減少に従って参加店舗も減少の一途でありまして、本来目指していた姿へ立ち返って、もっと参加する製陶者の増える様な試みが欲しいものです。まぁ・・・むしろミス瀬戸?とかゆるキャラ?のような方向に傾斜するのでしょうけれど。

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まぁ、こんなトタン壁のプレハブ小屋の小さな製陶所が斜面に沿って並ぶという姿こそ瀬戸の街並であったわけですが、次第に新しい小奇麗な住宅街へと変貌しつつあります。

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ともあれ販売開始という辺りにて。客足などはどうだったのでしょうか。毎年場所が変わるのですが、明確な感触はなく。出店者が減少したせいか、広く場所を取れる位置に抽選で当たりまして、随分と楽をさせて頂きつつ。ちなみに同期五人での出店です。私以外は備前・千葉・秋田・美濃。

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販売の裏ではこんな感じだったりしますが・・・。初日はザっと雨も降って。

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そうそう。水野師匠が御来訪にてロクロ講座が行われていたり。
恩師や同期も大勢御来訪頂いて。来客も多く、売上も比較的良好にて。

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2日目も順調に。

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ボチボチと日が暮れて奉納祭も終了と相成ります。本当はもう一泊する予定でありましたが、急の訃報がありましたので帰宅。今日は葬式の手伝いなどなど。組内の葬儀にて自宅葬。テントの拝借から設営撤収などを行っておりました。今はちょっと休息にて、また夕刻からという一日仕事になります。昔の時代と同じく、人口がそれほど多くないなかでの葬儀というのは、なかなかに大きなものなのです。

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まぁその話は置くとして。戦利品でも載せておきましょうか。瀬戸肩付茶入(現代のもの)、黄瀬戸銘々皿という辺り。陶器商さんが入っているので、作家モノのB品?らしきものも意外に安く買うコトが出来るのですよ。

ともあれ。多くの御来場・御買上に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

あ、いかん。

あぁいけませぬ。もう夜11時なのに準備が出来て居りませんな・・・。

というか・・・なに持って行こうか・・・。

売りたいものといいますか、在庫を見た感じ、格好のつく量産食器がホトンドない状態なので困っております。GWの信楽祭り前から記念品の製作に入っていたので、もちろんにそれ以外は生産出来ておらず。焼締めはありますが、セトモノ祭りは廉売市なので高級品ってのは基本的にお呼びではないのですよ。

まぁ同期会だと思って気軽に行って参りますが。

そうそう野菜なら沢山あるんですけどね・・・。今日もバケツ一杯の野菜。トマトがスゴイことになっていて。一昨日にバケツ一杯分のトマトをミキサーで潰してカレーにしたのですが、今日もまた一杯分。もう処理が追いつきません。困ったものです。

ともあれ明日は午前に茶の稽古。午後からセトへと向かう予定です。


・・・っと。店の名前は「柏楽」っていいます。同期今年は五人?かな。雨が降るやもしれませんが、ロータリー内の好立地であります。宜しければ御来訪下さりませ。今週の土日で御座います。

satesate

さてさて三連休という辺りでした。まぁ誕生日なのでゆっくりと。何をしたわけでもなくという辺り。一時的に手元の資金があるので「ええ茶碗なぞ欲しいなぁ」などと思ってみたりもしましたが、最近は物欲も少し落ち着いているのであまり欲しいものもなく。

う~ん。釉薬作るための機械が欲しいかな。今手擦りしているので結構大変な作業。手軽に作れるようになれば試験もやりやすいし、もうちょっと色々な仕事が出来るかと思うのですよ。出来れば手掘りの粉末化されていない材料を扱えるようにしたいものではありますが・・・そこまでの投資は難しいか。


仕事としてはも少し茶碗を挽いておく予定です。セトモノ祭りが終われば次の薪窯への準備開始という辺り。少し気分的にも余裕が出て来そうなので、心機一転して更に頑張って行かねばなりませんな。
論者:近江の苔

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。かつて古伊賀が焼成された集落に近在。詳細はWeb・交通案内記事など。

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