利休忌の茶会

今日は楽志庵の定例茶会。いつもは水屋ですが、今回は久しぶりに御客様で寄せて頂きました。

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利休忌の頃。毎年に茶会を迎えて行くと、何かやはり、特別な感があります。
初めての時は長次郎黒楽にて、衝撃を受けたものでした。

茶会は利休道具を用いてのもの。

古材風炉先に南蛮水指、中興名物の翁手茶入に愚郎井戸。
茶杓は武野宗瓦でありました。二つ節のもの。

床は「打破虚空堂七八回」でしょうか。ちょっと自信がありません。
利休遺偈を想起します。

愚郎井戸の名品も、次第に育っている様子を楽しみに。
今は茶道口が開いた瞬間に見分けられるくらいです。

続き薄茶にては仙叟書付の黒棗。これも時代を経ているもの。
漆を厚く塗り付けているものでしょうか。

利休の道具。その良さを様々に感じられる様になって、茶会自体の楽しみも随分と深く、広くなっている事を感じておりました。そのどれもこれもが、利休の創始在ってこそのもの。私自身の仕事も、利休無くしては今日在るものではありません。あらゆるものへの感謝を旨とする茶道。正に、何事にも感謝であります。


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午後からは来客にて。柿の木を用いた展示台を頂きました。是非使って欲しいということで造ってきて頂いて。まだまだ、これから展示を思案するものですが、何とも有難いものであります。足は桜の枝。また近所より赤松の薪材も頂戴して、今日は色々と感謝することばかりでありました。


論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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