三十にして

孔子曰く、独立へ向かう時。

とはいえ、まだまだ。陶芸家というもの、また茶道人というもの、31という年齢となれば、「立ってはいるが、それだけ」という辺りでしょうか。「よく立てました!」という辺り。ここらの年齢で「ベテラン陶芸家・茶人で御座い」などと言ってしまえば、それだけの人生ということになるのでしょうか。もちろん、30代で一流陶芸家を名乗ったり、茶人を名乗るという人は元より非常に希少なものでありますが。「まぁそろそろ、積んできた実力を試してみるがよかろう。」と、そんなトコだと思います。

というわけで、今日は誕生日でした。30歳を終えて31。
フェイスブックで沢山のオメデトウを頂戴しました。感謝。

孔子は30にして仕官を求め、理想の実現されし国を造ろうと、現実的に動き始めたとか。利休さんとて、寿命の長くない戦国時代において、まだまだ、珠光茶碗や天目茶碗を用い、ようやく自らの茶会が行われる頃合いになります。

時代、時代と申しますが。人間の本質的な能力は、今も昔も変わらない。


そういった中で。研鑽の時を歩みつつ、少しづつ開花の時を待とうと思います。

論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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