茶陶の来客

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今日は来客ありて。若い茶陶志望の作家さんが遥々、雨中に御来訪下さりました。なかなか、今の御時世においては、本格的な茶陶作家というものは、志望する作家自体が随分と希少な存在です。お見えになられた方は近藤さんという作家さんで、主に志野や井戸という辺りに惹かれておられる方。修行なども経て居られる事もあり、様々詳しく、アレやコレやと陶芸談義。気づいてみればアッと云う間に日が暮れておりました。これから独立、という方ですから、楽しみな事であります。

今の時代ですから、様々に障害も多いもの。現実の状況を様々に感得しなければ、簡単に飲みこまれてしまうもの。そういった中で、私の持っている知識や経験というものが、役に立てればありがたいというもの。アザミの花の如く、土壌に関わらず強靭に咲く事の出来る強さ、時にトゲのある葉で身を守るという事も、1つ必要なものかと思います。花言葉も「独立」と申す様でありますれば、前途の洋々たらん事を思います。

いや、楽しい時間を過ごさせて頂きました。また折があれば是非に。共に頑張って参りましょう。宜しくお願い申し上げます。

京都散策。

今日は漆教室にカコツケテ京都観光。月曜日は楽志会茶会であったので水曜に臨時振替。水曜は嫁さんも休みなので、久しぶりのお出かけでありました。

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折よく15日。日頃なかなか行けない、天満宮の月釜。御稽古仲間の方々も結構来られておりまして、とても評判の高い月釜。料金も非常に良心的。宗道先生も今年は11月に掛けられる予定だったと記憶しております。

軸は「流水廻青山」という事で、自然の流転を説く辺りを感じるものでしょうか。背の高き釜に居据棚。据えられた水指は伊部。建水は信楽で、火入は丹波。焼締めが勢揃い。背の高き釜を青山(中国式の背の高い山?)に見立てて、という辺りでしょうか。棗は渦蒔絵、茶杓は「乱れ棹」という辺りにて、茶碗は左入「緑山」。「青山緑水」という印象を抱くような席でありました。三鳥居の鉄蓋置が最後に棚上に飾られて幕を閉じるものでした。

次客の席を頂いたので左入の茶碗を拝見したのですが、重量あり。カセの具合が低くツヤあり。長次郎回帰が巧く行く前の作品であったのかもしれません。次碗は新庄萩・筆洗にて茶を頂戴致しました。ありがとうございます。


その後は・・・
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目的の店が閉まっていたので・・・

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五条へ移動し、五条坂へひたすら徒歩。
清水焼の現状を色々と感じてみる・・・。

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値段の書いてないうどん屋は意外と安かった。
こういう店が近くにあると嬉しいよね。

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今日の気分はカンジロー記念館ではなく・・・。
近藤悠三記念館。・・・・は休館日だった・・・ガックリ。

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近くの店のお婆さんに訴えてみると、奥から悠三さんの作品。
とても楽しかった。

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もう一路の清水寺参道に行って「茶碗坂」と「飲食土産坂」の人気差に唖然としつつ。
とか云いながら和菓子を求めてみたり・・。

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清水焼の店と茶道具店を片っ端から寄ったけれど、目的の古清水は1つも無し。
ちょっと色々と京焼茶碗を見る機会が最近多く、見分深化。

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やむなく繁華街へ戻り、職人街散策。夕刻からは漆教室へ。
いつもながらに楽しく三時間。


色々見て楽しかったが、古清水が心残り。今度は骨董街を廻るかな。
論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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