久しぶりの漆。

一ヶ月お休みしていたので久しぶりの作業でした。

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まぁ、ここではないけど。漆教室。今月も時間が採れるか心配になのですが時間を作って勉強しない事には終わりがないもの。早く自作の蓋を作れる様になりたいものですが、漆はとても工程に時間が掛かります。器など、天候にも依りますがガス窯であれば一週間で十分に作れるわけで、漆に比べたら遥かに速成のものになります。


いつもの通りに京都駅から徒歩。少し時間があったので二時間程の散歩。

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適当に東山方面へ歩いて行くと、懐かしい豊国神社。普通に桃山級の宝物です。焼き物では黄瀬戸の対徳利など。北野大茶会図や利休の軸などがあり、釜が好いものでありました。大学の四年間は京都で過ごしていたもので、授業サボッて、嫁さんと京都の寺を色々と廻り歩いたものでした。自転車などでも色々と廻って、随分と楽しかったものです。そういった事で、陶芸に関わる以前は京都に住みたいなぁ、と思っていたもの。とても魅力的で、文化工芸と共に在る街。人々から遠いものではなく、身近な近所に職人が居て、小さな看板を掲げて仕事をしている。裏通りを歩いて行くと、そんな雰囲気を感じる事が出来ます。

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改めて色んな発見があるもので、太田垣連月さんの歌碑。当時はピンと来なかったものですが、山桜の美しさをよく知る様になった今となっては、とても共感できるもの。連月さんの茶碗は何度か。女性と聞いてピンと来るような、風合いに少し独特のものがありますね。田舎とは、何気ない立て看板一つが持つ奥深さが違うというか。そもこういった看板を立てるだけの人材が行政にも居るという事でしょうか。まぁ、別に事情通では無いので何ともですが、支援にしても何にしても、多くの工芸をする者にとって、京都という土地はとても魅力があるものです。


そろそろと、水指の蓋に挑戦して見ようか、と思っているこの頃。補修技術も一応の最終段階まで習う事が出来たので、前回焼成品の補修にも挑んでみようと思いつつ、「漆カブレ」が再発しないか心配しております。

でわでわ。
論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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