しまった

ちょいと寝不足が祟ったかな。茶道の稽古は明日にして。
急ぎの桐箱が届いたので箱書きして出荷です。

seikouudoku.jpg
 

今日は家で作陶ですな。久しぶりの晴天。草刈りが・・・大変そうだ。

思い立ったが吉日。

さて、毎度夜更かししてます。「暇」とまで云うと語弊がありますが、手元不如意につき出不精で。外に出るのは茶道関係だけにしております。微妙な時間にFaceBookで遊んだりしていたのですが。

で、「陶ISM」さんに参加させて頂く事に相成りました。

と云っても、一応理由を書いておかねば納得しない方も居られそうなので。


「陶ISM」というのは若手による連帯活動という事で、30歳頃を中心とした文字通りの次世代作家集団です。活動は笠間・益子中心の様ですが、理念には賛同出来るものが多く、広く全国から共鳴を待って居られる様です。以前に考えていた古窯会から「伝統」という枠組みを外して自由にした感じに近いものでしょうか。去年から活動を開始された会派というもので、同じ時期に、似たような改革方法を考えている同世代の若手作家さんが居た事を、素直に嬉しく思いました。

http://touism.p1.bindsite.jp/index.html

画廊の力、派閥の力を借りなければ不自由であった中から、こういった活動が出来る様になる。なかなか、考えたとしても、実行に漕ぎ着けるというのは大したもので、上から下までおよそ20代~30代。本当に、素直に感心させられます。それぞれ、ツイッターなりで簡便に対話出来ると云う時代の産物でしょうか。正直、伝統系だけで会派を組むには人材的な人数の限界がある事を感じていたものです。

http://www.ava-cha.com/

こちらは。いくつか見た現代茶道の1つですが。「アバンギャルド茶会」という事で試行錯誤されておられます。諸手を挙げて賛同という事は出来ませんけれど、同世代の茶人修行者さんが頑張っておられるもので、これも1つ、なかなか実行には困難があろうものを感じる次第。1つ違いの裏千家茶人さんが主宰されておられるもので、こちらも、実行力を考えると敬服せざるを得ないもの。若者に茶道を楽しんでほしいという心から発した試みの中、しっかりと逸脱すべくして逸脱を狙っている辺り、なかなか奥が深い。ちょっと注目しております。この両者が組んで色々と楽しまれている。


色々と考えたのですが。

若手が協力して茶陶を組み上げて行くというのは、非常に魅力的な仕事です。
楽しくなければ、好い作品は作れないし一座も建立しないもの。

登る山が違えば、いづれは袂を分かつ事になります。
登る山が同じなら、道は違えど協力出来るものです。


伝統的な茶陶が入って無い活動。それを外から批判するよりは、この勢いを助けるべく。1人なりとも伝統の茶陶が参画する事で、そういった批判に対する盾になる方が建設的ではないか・・?などと本質論を思っています(どこまで役に立てるかは別として)。両活動共に日は浅いものです。伝統排斥を掲げているのは美濃の若手茶陶ユニット?ですが、「陶ISM」では「派閥否定」を冒頭に宣言しておられます。開放的な活動をされておられるもの。かつての古窯会構想も「伝統否定に対する反論」みたいな側面がありましたが、そういう対立軸が無いってのは好い事です。


と、云うわけで。ちょっと楽しんで来ようかと思ってます。

現状では伝統系の作家が多く居る、備前や萩、唐津や有田などの作家さんが殆ど参加されていない。伝統作家、特に産地の王道系作家はプライドが高いものですけれど、この際、皆で乗って見ては如何なものでしょうか。伝統色の希薄な笠間・益子主導であればこそ、集えるものがあるのだと思います。正直、信楽が旗を立てても、備前が旗を立てても、どうせ喧嘩になるのです(笑)。時代の波に挑んでみるのも、一興ではないですか。またやはり、伝統産地で無いからこそ、こういった活動が出てくるのだと感じます。私もそうですが、伝統産地では「伝統か、伝統否定か」という、2つに1つの選択肢に陥り易いものです。


このついでに。茶道も盛り上がってくれれば、1つの時代が開くかもしれません。
ならば。黙って居るより、行動でしょう。下手に伝統会派を造るより強力。

また、先には批判的な記事。その頃には応募してました。
自分の立ち位置を確認する意味も含めての記事でしたか。

御託は置いておきますが。言い訳の必要な私の為に、上記の言葉を置いておきましょう。
もちろん、伝統が本道ですから、そこは変わらずに保持します。そこは御心配なく。



新参にて。忍者の末裔ですが怪しい者ではございません。
宜しくお願い申し上げます。
論者:吉村祐

吉村祐


〆真の茶陶を求め、忍びの里にて古伊賀を追う日々。1980年生。
陶工:吉村 祐 (ユウ)
窯場案内:伊賀丸柱から北へ10分、信楽から東へ20分程の山中。

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